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高校生による中学生のためのネットリテラシー講座実践授業:鎌倉女学院

鎌倉女学院の高校生によるネットリテラシー講座の実践

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2013年夏、インターネットリテラシーを中学生に教えるにはどうしたらよいかを考え、身近な先輩である高校生と一緒に授業作りを企画した鎌倉女学院の佐藤先生。中学1年生に向けての授業を実施し、9割以上の受講者が「役に立つ」と回答するなど、質の高さが伺えます。「なぜここまでよい授業ができたのか?」佐藤先生の授業作りにおける2つの特徴をご紹介します。

1:高校生の自由な発想を活かす

インターネットリテラシーを伝えるとき、どうしてもコンピュータ機器が必要だと考えてしまいがちです。生徒の中には利用したことがなく、仕組みがわからなかったり、学校にインターネットを使うための環境がないなど課題があります。しかし、高校生はこのような課題をアイデアで解決していきます。「掲示板とソーシャルメディアの違いを、インターネットを使わずにクラスみんなで体験するには?」と考え、違いを疑似体験するカードゲームを作成し、クラスみんなで楽しく仕組みを理解します。「携帯電話を持っていない子に知らない人と連絡をとることの危険性を伝えるには?」と考え、寸劇にクイズを取り入れ、生徒自身の考えを引き出しつつ、それぞれのクイズの結果を演じていく。この寸劇は高校生の体験に基づいており、生徒がトラブルに巻き込まれてしまう場面がリアリティを感じる内容でした。

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2:プロフェッショナルの力を活かす

インターネットの変化は激しく、生徒の携帯電話の使い方も変わるため追いつくのが大変です。正確な情報を手に入れるには企業の専門家に聞くのがもっとも信頼がおけます。例えば、インターネットサービスの事業者に講座を依頼すれば、正しい使い方やトラブルへの対処法を教えて貰うことができます。スクールガーディアンも佐藤先生の依頼を受け、生徒が安全にソーシャルメディアを疑似体験できる学内向けSNS”airy”を提供しています。企業にいるプロフェッショナルの力を巻き込むことで、学校の授業の枠を越えた学びを得ることができます。

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■インタビュー

佐藤先生に向け今回の取り組みについて、インタビューを行いました。一問一答方式で先生の考え方に迫っていきます。

企業や学校外の人を巻き込んで取り組む授業は珍しいと思います。実施するに当たって、何が一番の障壁でしたか?
(佐藤先生)このような授業の必要性を理解しにくいことですね。新しい取り組みなので、前例がないため判断できないことがあると思います。過去の土曜講座もUstreamで配信しようとしたのですが、同じ壁がありました。もう一つは、ネットに生徒の写真などを掲載するので肖像権は問題になります。授業に参加する生徒に対しては必ず同意書を書いて貰っています。

 
学校の授業時間は限られています。どのように時間を確保したのでしょうか?
(佐藤先生)今回は土曜講座として21時間を利用しています。2014年度は情報の授業で行うので、週に2時間あるのですが、その中の18時間で行おうと計画しています。土曜講座では3時間連続で開催できるのですが、授業の時間だと次の授業まで時間が空いてしまうので、モチベーションを保てるかが課題だと思っています。

 
学校が企業と一緒に授業を行う時に、企業と上手くやるコツはありますか?
(佐藤先生)学校と企業は風土が大分違うと思うんですね。学校の常識が通じないことが多々あるんです。私も授業をしていて何度か怒られたことがあるんですが、企業と学校は違うということを自覚することが大事だと思います。あと、一緒に必ず作業したほうが良いと思います。任せきりではなく、常にコミュニケーションを取っていくことです。授業が終わったあとに授業の感想を共有したり振り返りをすることで、来年また開催しようという話になります。1つでも企業と繋がると、そこから輪でどんどん繋がっていくので、その中から選択していくことになると思います。

 
普段、学校の先生は企業の方と知り合う機会はないと思うのですが、一番最初の接点はなんだったのですか?
(佐藤先生)隣にある専門学校の先生から紹介を受けたのがきっかけでした。その方とは意気投合してもう10年近くお付き合いしています。

 
学校で授業をする時の企業の反応はどうですか?
(佐藤先生)私がお付き合いしているのは広告業界の方ですが、話を聞いてみると同じ業界には授業をしたい人が沢山いるみたいです。何かきっかけがあれば、行きますよと言っていました。

 
企業とやって良かったことはありますか?
(佐藤先生)HPとかで取り組みを紹介する場合に、注目されるんですよね。普通、学校で行ったイベントのことを掲載する時に、見る人のことを考えないんですよね。でも、広告業界の方は「たくさんの人に見てほしい。ならどうやって魅せるのか?」と考えていく。業界の考え方を知ることができるのが良かった点だと思います。

これからの先生の取り組みをとても楽しみにしています。ご協力いただきありがとうござました。

【協力】鎌倉女学院 URL:http://www.kamajo.ac.jp/index.html

導入事例

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