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Facebookを活用したキャリア教育(2013年文部科学大臣賞受賞):越谷市立大袋中学校

世界最大のSNS”Facebook”で中学生とプロフェッショナルを繋ぐ

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2013年1月、越谷市立大袋中学校が取り組んできたFacebookを活用したキャリア教育を中心とした取組が文部科学大臣賞を受賞しました。大西久雄先生(元越谷市立大袋中学校校長)にお話を伺いました。

Facebookを活用したキャリア教育の構想を思いついたきっかけを教えてください。

大袋中学校は、以前よりtwitterを開設しています。twitterを運用していて気づいたのは、匿名性ゆえに、自分の情報を発信することを目的に使っている人が多いのかなということ。
一方、Facebookは実名制、かつ、人を中心としたつながりが見え、そして双方向にやり取りをすることができる。単純に何か使えるなと思いました。ただ、学校ホームページ、twitterもある中で、それらと同じ情報を出すのではつまらない。もちろん、緊急の際は様々な手段を使って一斉に情報発信する必要がありますが、Facebookは他の媒体とは色を変えたいという思いがありました。
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▲大袋中学校Facebookページ http://www.facebook.com/obukuro.jh

2012年は、「キャリア教育」が研究主題の年でしたから、そこでFacebookを活用したいと考えました。「キャリア教育」と言えば、職業人を講演に招き子どもが質問をする、あるいは、職場経験をするということが、ずいぶん前からの常です。それも子どもにとっては素晴らしい機会だとは思いますが、広がりがない。子どもが触れられる職種を多くしたいと考えました。Facebookであれば、全国、全世界から情報が集まり、そして自ら情報発信ができます。Facebookに可能性を感じました。
生徒1人1人に会員登録させることはできないかを検討したこともありましたが、現在は、校長、教頭のFacebookアカウントを使って生徒が情報発信を行っています。加えて、職業グループの管理が大変等々課題はありますが、この制約があるからこそ、学校が生徒と職業人のコミュニケーションを見守れますし、これくらいがいいのではと思っています。

Facebookでキャリアページを開設してみていかがでしたか?

2つ嬉しい誤算がありました。
一つは、92人(2013年3月5日現在)もの職業人が本校のキャリアページに協力してくださっていることです。こんなにつながりが発生するとは嬉しい誤算でした。以前より、Facebookには人とつながりコミュニケーションをしたがっている人が集まっているのでは、中学生とも交流してくれるのではという仮説はありました。ただ、想像以上に「教育」というテーマで関わりたいと思っている人が多い。純粋に中学生とやり取りすることに喜びを感じたり、自身の人生の振り返りであったり、逆に中学生と会話をすることで自身の励みになったり。職業人が思ったよりも熱心に中学生に語りかけている様子が新しい発見でした。

二つ目は、教員に変化があったことです。本校は、TwitterやFacebook等のソーシャルメディアを活用したり、iPadを使った授業を行ったりと様々取り組みをしていますが、当然、本校にも新しい情報機器やインターネットサイトを苦手と感じる教員もいます。この取り組みを開始する頃に、苦手意識を持っていたある教員が、今活躍をしています。授業の中にFacebookを通じた職業人との交流を定期的に設け、そこで得られた人脈や素材を授業に活かそうと新しいチャレンジをしている。この取り組みを始めたことがきっかけで、ソーシャルメディアやそこにつながっている人・素材ありきで授業を考えることができています。その変化に驚くとともに、とても頼もしく思っています。
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▲大袋中学校Facebookキャリアページ:このページはFacebookページ向けCMSサービス「iNBOUND Social」を使用しています。

さいごに:学校と社会の間にある壁を壊す

皆さんも感じたことがあるかもしれませんが、学校は、社会のルールと違うことがあります。しかし、私はできるだけ社会に近い環境にしたほうがいいと考えています。そこで、外部と学校が連携できる「コンソーシアム構想」を創りました。
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▲コンソーシアム「つどい」共同事業相関図:アディッシュ、スクールガーディアンも応援しています。

様々な分野がありますが、中でも、学校はICTに関して非常に弱い。だからこそ、そこが社会との壁を壊すとっかかりになると考えています。今回のFacebookを活用した取り組みは、学校だけではできるものではありませんでした。私自身とICT支援員はソーシャルメディアに慣れていますが、とはいえ、構想を形にする術がありませんでした。今回は、アディッシュの協力なしには実現できなかったと思っています。そういうところでも、学校が外部とつながる意味を再確認しました。
今後は、このFacebookページを、キャリア教育に加え、学習指導や人と接するときの人間力、心の教育に発展させていきたいと考えています。


大西校長先生、ありがとうございました。

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